「40代会社員が副業でYouTubeを始める方法」—機材・編集・収益化までやさしく解説

※アフィリエイト広告を利用しています

40代という年代は、不思議なバランスの上に立っている。キャリアの蓄積はある。
でも、未来の見通しはどこか不安定。

「このまま定年まで走れるのか?」「自分の価値は会社の中だけなのか?」—そんな問いが、頭の中にじんわりと広がるのがこの世代のリアルだ。

そこで浮かんでくるのが「副業」という選択肢。中でもYouTubeは、これまでの常識とは違う形で、40代の「可能性」を広げてくれるツールだ。

「動画配信?それって若者のものじゃないの?」と思うかもしれない。

でも実際には、40代・50代の落ち着きある発信が「信頼感」や「説得力」として受け
取られる場面も多く、視聴者の中には中高年の共感を求めている層が確実に存在している。

しかも、YouTubeは収益化の道が開けている。

広告収入だけでなく、アフィリエイトとの相性も良く、コツコツ続けることで副収入を得る
仕組みが整っている。

これは単なる趣味ではなく、「資産になる発信」だ。「もう若くないから」と諦めるには
早すぎる

むしろ今だからこそ、落ち着いた視点と実体験を武器に、40代のYouTube副業は大いに
あり」なのだ。

YouTube副業の基本:どんなジャンルで始めるか?

YouTubeを始めようと思って最初に迷うのが、「何を発信すればいいのか?」というジャンル選び。

これは40代にとって、けっこう大事なポイントだ。

なぜなら、若者のテンションについていこうとしても無理が出るし、逆に真面目すぎても誰にも届かない。

中年のYouTube副業は、「無理しない」×「自分の得意」が鉄則。

まず考えたいのが、「顔を出すか、出さないか」。
顔出しがOKなら、Vlog(生活の記録)や商品レビュー、解説系チャンネルなどが強い。

とくに自分の生活や経験を語れるジャンルは、40代の「実感」が武器になる。

一方、顔出しNGでも大丈夫。

スライド動画での情報発信や、ナレーション付きの解説系、商品比較、読書レビューなどは顔を出さずに運営できる。

最近ではAI音声を使ったチャンネルも増えてきていて、工夫次第で可能性は広がる一方だ。
とはいえ、「何がウケるか」より、「何を話していて楽しいか」が続けるカギ。

例えば:

  • 昔の仕事で得た専門知識を話す
  • 趣味の道具をレビューする
  • 40代ならではの「悩みと対処法」を語る

こうしたテーマは、小さくても確実に刺さる層がいる。
派手さより、共感と信頼を得る。これが40代の戦い方だ。

YouTube副業における最低限必要な機材とサービス紹介

「YouTubeを始める」と聞いてまずイメージされるのが、立派なカメラや高そうな編集ソフトなどだ。でも、大丈夫。

40代の副業は、「ムダに散財しない」のが鉄則だ。まずは「最低限」かつ「必要十分」なアイテムからスタートしていこう。

【撮影機材】スマホ or エントリー向けカメラ

実はスマホでも十分戦える。

iPhoneやPixelなど最近のスマホは4K撮影も可能で、明るい場所での撮影なら問題なし。

ただし、本気でやっていきたい人にはコンデジ系Vlogカメラがオススメ。

例:Sony ZV-E10(初心者YouTuber御用達)

→ 背景ボケ、マイク端子、バリアングル液晶など、撮影しやすさが詰まっている。
(※液晶画面が上下左右に動かせる機能)

【Amazon】Sony ZV-E10 ミラーレス一眼カメラはこちら

【音声機材】マイクは妥協しない

画質より音質が重要だと覚えておこう。YouTube視聴者は、映像が多少荒くても見てくれるが
「音が悪い」と即離脱する。

スマホ用ならラベリアマイク(ピンマイク)が便利。

もう少しこだわるならUSB接続のコンデンサマイクもおすすめ。

例:Boya BY-M1(超定番ピンマイク)/Blue Yeti(定番USBマイク)

Boya BY-M1 ピンマイクはこちら 

Blue Yeti コンデンサーマイクはこちら

【照明】光は正義

薄暗い部屋ではプロも素人に見える。

安価で手軽なリングライトを使うだけで、顔色や映像の印象が一気に良くなる。

例:Neewer LEDリングライト(サイズもいろいろあるが下記がおすすめ)

Neewer 18インチLEDリングライトはこちら

【編集ソフト】まずは無料でもOK

無料なら:iMovie(Mac)、Shotcut(Windows)

直感的に使えるが、機能は限られる。

有料なら:Filmora(初心者に優しい)/Adobe Premiere Elements(入門用)

買い切り型で、サブスク不要なのも安心。

Filmora 動画編集ソフトはこちら

Adobe Premiere Elementsはこちら

【サムネイル作成】クリックされる第一印象

無料で使えるデザインツールCanvaがおすすめ。

テンプレが豊富で、デザイン知識ゼロでもそれっぽく作れる。Pro版にすれば、使える画像素材も激増。

【Canva】無料で始めるCanva

【BGM・効果音】地味に重要な雰囲気づくり

これだけ揃えても、数万円以内で収まる。
「まずは最低限、でも見栄えは良く」が40代副業YouTuberの黄金律だ。

YouTube チャンネル開設〜動画投稿までの流れ

「YouTubeやってみようかな…」と思ったら、次のステップはチャンネルの開設と動画の投稿になる

とはいえ、はじめての人からすると、設定や操作がいちいちめんどくさそうに見える。
でも大丈夫、思ったよりシンプル。ここでは初心者でも迷わず進める手順を紹介する。

【STEP1】GoogleアカウントでYouTubeチャンネルを開設

YouTubeはGoogleのサービスなので、まずGoogleアカウントが必要。
持っていない場合は作成しよう。

アカウント作成後、YouTubeにログイン → 右上のアイコンをクリック →「チャンネルを作成」→ 名前やアイコンを設定するだけでOK。

ポイント

  • チャンネル名は「覚えやすく」「内容が連想できる」ものがベスト
    (例:「おっさんのVlog日記」「40代でも〇〇できるチャンネル」など)
  • アイコンはフリー素材でもOKだが、自分の印象を伝えられるものが理想だ

【STEP2】チャンネル概要欄を整える

意外と見落としがちだが、概要欄は視聴者への名刺でもある。何をやっているチャンネルなのか、どんな人がやっているのかを書いておこう。

例:「都内で働く40代会社員が、副業としてYouTubeを始めました。ガジェットレビューや生活の工夫を発信しています。」

【STEP3】最初の1本を出すための準備

動画を作るときは、ざっくりでいいので構成(台本)を考えるとスムーズだ。

例:

  • オープニングの挨拶
  • 本編(商品の紹介・経験談など)
  • エンディング(感想、次回予告など)

撮影はスマホでもOKだが、音声チェックは忘れずにやっておこう。
照明が足りない場合は、昼間に窓際で撮るだけでもかなり印象が変わる。

【STEP4】編集と投稿の基本

初心者はiMovie(Mac)やCapCut、VNといった簡単編集アプリで十分だ。
凝った編集は必要ない。カット・テロップ・BGMが最低限できればOK。

動画を書き出したら、YouTubeの「作成」ボタンからアップロード。

タイトル・サムネイル・説明文・タグのコツ:

  • タイトル:具体的かつシンプル(例:「40代会社員が選んだおすすめマイク3選」)
  • サムネ:文字が大きく、内容が一目でわかるデザインに
  • 説明文:動画の概要、リンク、アフィリエイト情報などを丁寧に
  • タグ:ジャンルに合ったキーワードをいくつか(例:「副業」「ガジェットレビュー」「40代」など)

【STEP5】投稿後のポイント

最初の再生回数は期待しすぎない。“誰も見てなくても投稿する”精神が第一歩。
それでも、1本投稿することで「できた」という自信が生まれる。

コメントが来たら返信し、投稿ペースを自分のライフスタイルに合わせて調整すればOK。

以上が、チャンネル開設〜最初の動画投稿までのざっくりロードマップだ。
完璧を求めないこと。最初はグダグダでも、それが、やがて「味」になる。

YouTube副業での収益化とアフィリエイトの始め方

YouTubeを副業にする上で、やはり気になるのは「いつお金になるのか?」という点。

正直に言えば、YouTubeの広告収益はすぐには入らない。

でも、地道に続けることで現実味が出てくるし、アフィリエイトと組み合わせればもっと早く稼ぐ道もある。ここでは、その2つの収益化ルートを解説する。

【その1】YouTube広告収益の条件

YouTubeのパートナープログラム(YPP)に参加して、広告収益を得るには次の条件が必要:

  • チャンネル登録者:1,000人
  • 過去12ヶ月の総再生時間:4,000時間

この数字、初見ではなかなかにハードル高く感じるかもしれない。でも、ニッチなテーマでコツコツ発信し続けていれば、十分達成可能なライン。

とくに40代の発信は「落ち着いてて信頼できる」と支持されやすい傾向がある。だから焦らず、信頼を積み重ねていくスタイルでOK。

登録者や再生数が増えてきたら、YPPに申請。審査に通れば、動画に広告が表示され、視聴者が広告を観ることで収益が発生する仕組みだ。

【その2】アフィリエイトを使えば、収益はもっと早く得られる

ここからが本番。広告収益よりも早く、しかも少ない再生数でも稼げるのがアフィリエイト。

簡単に言えば、「この商品よかったよ」と紹介して、誰かがそれを買ったら君に数%の報酬が入る仕組みだ。

しかも、YouTubeはこのリンクを動画の説明欄に自然に貼れるから、導線もスムーズ。

おすすめのアフィリエイトサービス

  • Amazonアソシエイト(超定番。Amazon商品はだいたい紹介できる)
  • 楽天アフィリエイト(楽天ユーザー向けに強い)
  • もしもアフィリエイト(審査ゆるめ&Amazon提携可)
  • A8.net(初心者〜中級者向け、幅広いジャンル対応)

※「もしもアフィリエイト」を使えば、Amazonや楽天の商品を1つのリンクでまとめて紹介できる「かんたんリンク」機能が便利。これで「購入率」が上がる。

実際の導線例

動画:40代におすすめのWebカメラ3選!

概要欄:

今回紹介した商品:

  • 【Amazon】ロジクール C920s → [リンク]
  • 【楽天】ロジクール C920s → [リンク]

    ※上記リンクはアフィリエイトリンクを利用しています。

こうしておけば、視聴者も「情報ありがとう」という気持ちでクリックしてくれることが多い。

【ポイント】アフィリエイトで信頼を失わないために

ここで一番大事なのは、「売れそうなものをとにかく貼る」ではなく、「自分が使ってよかったものを紹介する」というスタンスだ

40代の発信は、「正直さ」が最大の武器。下手にセールストークを入れるより、「これ、正直使いやすかった」くらいの素直さのほうが刺さる。

視聴者との信頼関係は、短期的な報酬より大きな資産になる。

無理なゴリ押しは逆効果。

「生活の中に取り入れてよかったものを、そっと紹介する」—これが、中年アフィリエイターの必殺技と心得ておこう。

40代がYouTube副業を続けるためのコツ

YouTubeを副業にしようとすると、最初のハードルよりも「継続」の方がキツい。撮影・編集・投稿のサイクルは、想像以上に手間がかかる。

さらに最初は再生数も登録者も少ない。数字だけ見てると「やる意味ある?」とすぐ心が萎える。でも安心してほしい。40代は「根性」じゃなくて「設計力」で勝負できる世代だ。

ここでは、実際に続けるための現実的なコツを紹介する。

【1】完璧を目指さず「とりあえず1本出す」

最初からクオリティを求めすぎると、どこにも投稿できなくなる。

テロップ・BGM・構成すべて完璧な動画なんて、初回で作れるわけがない。

「あとで恥ずかしくなったら削除すればいい」と割り切って、とにかく1本アップすること。

「公開ボタン」を押すことでしか得られない経験値がある。

【2】数字を見すぎない(特に最初の3ヶ月)

再生数が3回、登録者0人。これは誰もが通る道。

むしろ最初からバズったら運営が不安になるレベル。

数字に一喜一憂しているとモチベが上下しすぎて疲れる。

最初の3ヶ月は「トライ期間」だと割り切って、自分が成長することだけを見よう。

【3】ペース配分は“本業ベース”で考える

会社員である以上、YouTubeは「副業」だ。

だから週1投稿が限界なら、それでいい。

無理して週3にすると、編集が嫌になるし、家庭も荒れる。

自分のライフスタイルにフィットした投稿スケジュールを決めることで、続けやすくなる。

【4】人と比べない。他人の人生は他人のもの

YouTubeをやってると、「あの人は登録者1万人」「こっちは収益月5万」など、すぐ他人の実績が目に入る。

でも、それはその人の背景や努力、タイミング込みでの結果なのだ。

40代から始める人の戦い方は、「比較」じゃなくて「積み上げ」。

1週間前の自分より、ちょっとだけ良くなってれば、それで合格。

【5】コミュニティとの距離感は「ちょっと引き気味」で

SNSやコメント欄の反応が気になる人も多いけど、無理に絡もうとしないのが吉。

良い反応もあれば悪い反応もある。心をすり減らす必要はない。

「視聴者=お客さん」ぐらいの距離感で、冷静に保つ方が、メンタルが安定する。

親切なコメントには「ありがとう」を、アンチにはスルーかブロックで。

まとめ:YouTubeは40代の“発信と収益”のハイブリッド副業

YouTubeを副業にするというと、なんとなく「若者の遊び」「タレント志望の人向け」と
思われがちだ。

でも実際は、40代という「キャリアも経験もある大人」だからこそ、始める意味がある。

人生の折り返し地点で、「会社だけに自分を預ける」のがリスクだと感じ始めるのは当然の
こと。

その不安を「何もせずに抱え続ける」のか、それとも「小さくても行動を起こす」のかで、
未来は大きく変わる。

YouTubeというプラットフォームは、その行動の第一歩として理にかなっている。
なぜなら、そこには自己表現と収益化の両立があるからだ。

趣味の延長として、少しずつ投稿してみる。

その中で誰かに届く。共感が生まれる。

気づけば、発信そのものが自分にとっての価値になり、そこに副収入も重なる。

これって、冷静に考えるとわりとすごいことだと思う。

もちろん、最初は恥ずかしいし、不安もある。

でも、「撮ってみる」「編集してみる」「アップしてみる」—この小さなステップの積み重ねが、
確実に「自分の場所」を作ってくれる。

YouTubeは、40代にとっての「もう一つの名刺」になる可能性を秘めている。

それは、誰かに誇るためじゃなく、自分が自分に誇れるようになるための副業だ。

必要なのは完璧さじゃなくて、ちょっとの勇気。

スマホ一台、それが君の「再起動スイッチ」になるかもしれない。